NPO法人 介護福祉

【介護事業開業のヒント】認定NPO法人とは

認定NPO法人とは

認定NPO法人制度は、NPO法人の公益的な活動を、市民や企業等が寄付を行うことにより支援することを目的として設けられた制度です。

認定NPO法人(正式名称は「認定特定非営利活動法人」と言う。)は、NPO法人のうち、運営組織及び事業活動が適正であって公益の増進に資するものとして、所轄庁の認定を受けることで、税制上の特例措置が認められた法人のことをいいます。

所轄庁から認定を受けるためには、主として次の 3 つの判断基準が定められています。

  1. 多くの市民から支えられていること
  2. 運営組織及び事業活動が適正であること
  3. 自らの情報を広く公開していること

認定NPO法人として認定を受けると、次のような税制優遇を受けることができます。

  1. 個人が支出した認定NPO法人への寄付金に対する特例措置
  2. 法人が支出した認定NPO法人への寄付金に対する特例措置
  3. 相続人等が認定NPO法人に寄付した相続財産等に対する特例措置
  4. 認定NPO法人のみなし寄付金制度

特例認定NPO法人

さらに設立後 5 年以内のNPO法人を支援するために、運営組織及び事業活動が適正であって、特定非営利活動の健全な発展の基盤を有し公益の増進に資すると見込まれるものの要件からパブリック・サポート・テストを免除し、一定の基準に適合した場合は、税制上の優遇措置が認められる「特例認定」を1回に限り、受けることができる特例認定NPO法人も導入されています。

この制度は、認定NPO法人を目指して寄付金を増やすことで、多くの人から支援される法人育成のために設けられた制度です。

さいごに

 クロスト税理士法人では、介護福祉事業の開業に関して、初期相談から、事業計画作成、融資サポート、法人設立、指定申請代行、各役所への届け出の提出とまとめてご相談可能となっております。また、初回無料相談可能となっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

このコラムを監修した税理士

田代 健太郎

クロスト税理士法人 代表社員

近畿税理士会所属、登録番号126849号
税理士法人3社での勤務を経て、2015年に「田代健太郎税理士事務所」を設立。その後2018年に法人化し「クロスト税理士法人」に。
財務・税務調査の専門家として、決算申告業務、経営支援業務、独立・開業支援業務、医業福祉業の経営支援業務などの業務を提供。
法人に対する支援業務にとどまらず、生命保険・金融資産の検討・見直し、不動産運用に関するコンサルティング、
また相続申告、相続対策など、個人に対しても幅広い各種サービスを提供している。

書籍:「税務調査の良い受け方・正しい対応方法」、「会社経営者であれば知っておきたい節税のイロハ」、「創業計画書つくり方・活かし方」、ゼッタイ得する会社のつくり方はじめ方」、「相続の税金と対策」、「歯科医院経営の成功手法がわかる本」他。

クロスト税理士法人 https://crosst-tax.jp/

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